2度目のワークキャンプ!
超田舎町というか、超田舎島で
人生2度目のワークキャンプに参加🏕🏕🏕
それはそれはもう超楽しいしめっちゃ異文化学べるし最高だ〜〜😭
という気持ちで終えたワーキャン。
↑私のインスタグラムに飛べます🌟
結論から言うと
学びは沢山あったけれど、
楽しいというよりも色んなことを考えさせられたワークキャンプになった。
もちろんたっっっのしいことも沢山あった🤭💗
でも、それ以上に自分自身と向き合う時間が多かったり、ボランティアの本質と向き合い続ける時間が多かった気がしてる...!
こういう深い話はまた別記事で書くとして、
今日はボランティアで何をしたのかをまとめてみます😋
まず、私たちの基本のボランティアワークは
"Secondary School の壁塗り"
この時点で、絶対村の人達にとってのボランティアワークのニーズは他にもあるでしょ...って思ったりしつつ〜〜☹️
とりあえずワークに参加!
ワークキャンプの意義や
このタンザニアのボランティア団体の活動の説明などを聞いたあと
早速壁塗り!
材料調達、そしてペンキ作りからやったんだけど、壁塗りの下地の重要性とか、ペンキの作り方とか、普通に暮らしてたら無縁の世界の知識を少し手に入れた。(笑)
これは下地!
「こんな色薄くていいんか〜〜い!」って最初は思ってた。
まさか5.6.7度塗りもするとはこの時は思ってもなかったけど...
この作業は、暑くない朝方か、夕方にしかしない!
昼間は本当に灼熱地獄すぎてワークできないからいつもシエスタ(昼寝)してた😴
このワークのおかげで
私の肌は真っ黒。(笑)
若干1枚目とか加工入ってるけど、
それでもこの2週間で徐々に焦げていったのわかるかな〜〜🤢
そして他のボランティアワークとしては、
この島一番の町 チャケチャケのローカルリーダーに会いに行って色んなお話を聞かせてもらったり(この村の抱える問題や、この島の基本情報など)
ローカルリーダーが
この村一番の問題は"gender"と言っていたこともあり、劇などを通じてジェンダー問題に関する意見交換を私たちボランティアと、村人が集まって行ってみたり。
そして一人の生徒が招待してくれたため、
ムスリムの結婚式に参加させてもらったり...!
ムスリム男性は最大4人の妻を持てる。
しかも結婚したい時は1日の中で2回結婚式をあげたりできちゃうような文化。
私たちの見た
妻になる女性を、男性が迎えに来る儀式。
男性が妻を迎えに来る前に、女性の家でお祝いパーティが行われていて、そこで私たちもご飯を食べさせてもらった。
ムスリム男性は女性と離婚したいとなったら、離婚したいという旨を書いた手紙を3回送れば即離婚が成立する。
女性側は離婚したくてもそういう制度はない。
この制度のせいで
この村では、一つのジェンダー問題が深刻化していた。
それは、
タンザニアでは、男性が結婚前に女性を妊娠させた場合、男性が懲役30年の刑を受けることになっているそう。(正確な文献などの情報はまだ集めておらず、現地の人の話のみを参考にしているので正確性に欠ける面があったらご指摘お願いします)
だから、ここペンバ島のムスリム男性は、もし結婚前に女性を妊娠させてしまった場合、(そもそもムスリム結婚前の性交渉NGだからこの時点で色々アウトだけど、ここでは一旦スルー)
一旦その女性と結婚すれば、この罰を受けなくて済む。
だから一旦女性と結婚した後、
3回離婚の手紙を送って強制離婚を成立させ、
妻と子供は置いて逃げるという
ジェンダー問題があるらしい。
この後残された妻子がどうなるのか...
という話。
大学でジェンダーについてある程度勉強してきた私にとって、
日本以外の各国のジェンダーに関する問題に目を向けることにかなり関心を持ってた。
だから、このワークキャンプの中でジェンダー問題について真剣に考える機会を得ることができて本当に良かった。
このペンバ島におけるジェンダー問題は、もちろんすぐに解決する問題でもないけれど、
ローカルリーダーが
"ジェンダーがこの村一番の問題だ"
と最初に力強く発言していたことに驚いた。
日本だってジェンダー問題ってやっぱり沢山あるわけだけど
ここまで本気で問題だって考えている人ってどれくらいいるのかな〜とか
色々考えたワークキャンプ。