世界一周で学んだ20のこと。ラスト
こんにちは🌞Enaです。
こちらの記事は
「私が世界一周をして学んだ20のこと。」最終章です。
これまでの三章分はこちらです。
【第一章】世界一周で学んだ20のこと。その1 - Enaの旅~ホームステイとボランティアで世界一周~
【第二章】世界一周で学んだ20のこと。その2 - Enaの旅~ホームステイとボランティアで世界一周~
【第三章】世界一周で学んだ20のこと。その3 - Enaの旅~ホームステイとボランティアで世界一周~
4記事にわたる長〜い私の旅まとめを読んでいただきありがとうございます。
これで最後になるので、あと少し辛抱して読んでいただけると泣いて喜びます😭
16.一期一会
一期一会...「一生に一度の機会」
その機会は二度と繰り返されることのない一生の出会いだから大切に。
そんな辞書上の意味ははっきり理解していたけれど
旅中に誰かと出会い別れる時、
次いつ会えるかなんて分からないし、
また同じ感動を味わえるかどうかも分からないと思った時に、
次に期待するばかりでなく、
"今"は今しかないのだから、最大限に楽しんでこの瞬間を大切にしよう。と思いました。
17.旅に正解はない
旅をしていると、様々な旅人に出会います。
長く旅をしている人ほど旅へ強いこだわりを持って自分の旅のスタイルを確立している方が多く、色んな旅人がいることにとってもワクワクしました。
一方で
自分とは全く違うスタイルの旅をしている人と出会うと、「私もそういう旅した方をするべき?」なんて思う時も何度かありました。
感覚としては旅以外の日常生活でも、友達の生活と自分の生活を比較しちゃうような感覚に似てます。
だけど、旅も人生も同じで
人の数だけそれぞれの旅や人生のカタチがあり、
人と比べるなんてナンセンス。
自分で選んだ道に自信を持って楽しめばいいだけだ。と思ったらとても旅が楽しくなりました。
人生も同じなんじゃないかな〜と思っています。
18.信じることの難しさと、信じることの大切さ
旅をしていると
あからさまな詐欺師はもちろん、
優しい人を装った詐欺師や
詐欺師とまでは言わなくても「あわよくば〇〇してやろう。」と思っている人など、ザックリいうと詐欺師によく出会う!(笑)と思います。
一方で、
なんの見返りも求めないただただ優しい人や
「あんたは神様か?」と思うような心が広すぎる人や
相手の善意にこちらが畏縮してしまうような人も沢山います。
でも、その人が優しい人なのか詐欺師なのかはなかなか見抜けません。
私の場合、騙されたら自分のせいだ。と割りきったり、仕方のないことだったとふっきれることが多かったですが、
一番辛かったのは、
ただただ優しい人までも「この人も何か企んでるんじゃない?」と疑ってしまい、その優しさを素直に受け入れられないことでした。
一度人を疑いだすと、出会う人全てが詐欺師なんじゃないか?なんて思う時もあります。(特にニューデリー)
でも、実際は全員が何かを企んでいるわけではないので、何度か騙されたりする中で、
「騙される時は騙される!そんな時は仕方ないから、常に最悪な状況だけはどこかで想定しながらも、とりあえずは信じたい人を信じてみよう!」と吹っ切れるタイミングがありました。
それ以降は、自ら心を開いたり、素直に仲良くなることでそれまで以上に仲良くなれたり、私自身も新しい人と出会うことが楽しくなりました。
日常生活でも、
人を信頼することはなかなか難しいですが、
最後は思いっきりとりあえず信じてみる勇気も忘れないでいたいと思いました。
19.待っていても何も始まらない
長く旅をしていると、何もしたくない、動きたくない時が一度はあるんじゃないかなと思います。
いわゆる「沈没」みたいな感じ?
※沈没=旅をしている時に長く一つの場所に留まること。
旅人の沈没は、全然悪いなんて思わないというか、むしろ、沈没は沈没で一つの旅の形として全然アリだと思います。
でも、自分で沈没したくてしてるならまだしも、
本当に自分のしたいことや熱意から目を背けてダラダラと毎日を過ごし、「何かきっかけがあったら動こ〜。」と何もせずに待つだけでは、何も新しいことは始まらないし、無意味だと思いました。
本当にもう何もしたくない。と旅中に思ったら、無理に新たな旅に出なくてもいいから、
隣のゲストハウスに移ってみる。とか
今日だけは夜ご飯は外に食べに行こう。とか
そんな小さな行動でもいいから起こすといいんじゃないかな....。
最後は結局、自分で重い腰をあげるしかない。
どうせいつか、重い腰をあげる時が来るなら、そのいつかを今にしちゃうことで、
何かにワクワクできる時間を増やせるかもしれません。
20.多様性
新しい国に行けば行くほど、
新しい人に出会えば出会うほど
その数の分だけの文化があり、その数の分だけの人生観がありました。
文化人類学を学んでいたこともあり、
色んな文化や、カルチャーショックを受けるような異文化が沢山あることは頭では分かっていました。
でも、実際に海外に行って、直接人と話して感じた異文化は、頭で理解したのとは全く違い、
心の底から理解したというか.....
身体全体で納得したというか......
言語化が難しいですが、「百聞は一見にしかず」とはこういうことか!と悟りました。
海外にいる時は、母語を利用しなかったり、非日常が当たり前になっている環境だったので、
どんなに驚く異文化に出会っても、まずは受け入れてみようと思える心を持てていた気がします。
でも、そういった異文化を受け入れる心の広さは、海外にかかわらず、日本で生きていく上でも重要だと思います。
今後は、
いつ、どこで、どんな人と接する時でも
"人それぞれ色んな考え方がある" ということを忘れずに、まずはどんな話でも一旦受け入れて、話に耳を傾けることができる、余裕のある人間になりたいです。
まとめ
私は、旅を通じて
「何を学んだか、何を感じたか、何が変わったかなんて、そんなにすぐに分かるもんじゃない。」
と思い続けていたので、
旅のまとめ記事投稿が、今になってしまいました。
正直、7ヶ月経った今でも旅で得たものを言語化するのは難しかったし、やっぱりこんなこと大げさに語る必要もないのかな〜。なんて思いました。
でも、私が旅に出る前に色んな方のブログを観ていた時に実は知りたかったことの中に
「旅をしたら人生変わるのかな?」
「旅で得られるものってなんだろう?」
という疑問や不安がありました。
だから、もし、1人でも「旅に出たいけど...」と迷っている方がこの記事を見てくださり、役に立ったら嬉しいなと思い、この記事を書きました。
旅をしてもすぐに人生が変わることはなくても、
人生観は変わるんじゃないかと思います。
「そこまで思い詰めて生きる必要なんてないんだな。」と思える心のゆとりを持てます。
自分のことがちょっぴり好きになります。
些細なことや、これまで当たり前だった生活や周りの人のありがたみを痛感します。
世界一周ができて、
本当に良かったです。
世界一周を決断した自分を、
誇りに思います。
次にいつ海外に行けるのかは分かりませんが、
今後
日常生活の当たり前への感謝ができなくなったり
毎日がつまんなくなったり
もう全てどうでもいい。
って投げ出したくなった時には、
旅での教訓を思い出して毎日を楽しんで生きていこうと思います!
ということで
投稿が遅くなりましたが、
私が世界一周をして学んだこと20個を紹介しました。
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございました。
誰かの背中を押すような記事になると嬉しいな...。
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